1級の面接試験は、ふたり一組で約11分間の試験になります。ですからひとりあたりの時間も準1級の倍の約6分ということになります。合格者も60%近くあった筆記試験の合格者が、ここでは1/3の約20%近くまで合格率が下がってしまう難関です。

面接内容は、準1級同様「報告」と呼ばれる例題を暗記しそれを上司役の人にいかに確実に、そして秘書としての要素をもって「報告」できるかを判定する試験となります。

ですが例題の文字数が準1級では50字程度であるのに対し、1級ではその5倍(250字~300字)の内容を約5分間で暗記して、上司へ報告できるようまとめなくてはなりません。

またふたつめの「状況対応」も準1級と同様ロールプレーイング形式で行われます。その内容は「上司あてに来客があり、そこに例えば上司がいないなどのちょっとした問題があって、それにどう対応するか。」というような内容になっています。

このように準1級のものより内容がこみいった案件になっているので、秘書としての実践・経験が求められると思います。もちろん学生さんや秘書の実務経験がなくても、秘書検定で勉強した秘書としての心構えをしっかり身につけていれば問題はありません。

そしてここでも準1級同様、試験では以下のような点も含めてチェックされ、トータルでの1級の面接合格となるので細心の注意が必要です。

・立ち振る舞い…おじぎ・立ち方・座り方など全体的なしぐさや立ち振る舞い。

・容姿…服装・お化粧、髪型など全体的な雰囲気。

・言葉遣い…報告する際の言葉の選び方や相手に対する敬語の使い方など。

・表情…明るく、品があり、かつ親近感があること。またしぐさがキビキビ的確であること。

ここでも私の経験から考えるポイントは、内容が準1級よりも複雑になっている、つまりは秘書としての要素がより多く求めらているにもかかわらず、わずか5-6分という短い時間しかないという点です。

ですから普段から秘書検定で学んだ秘書としての立ち振る舞いや言動をもって日々練習しておかなくては、緊張した状況、ましてたった5分という短い時間で自分を出しきることは難しいことと思われます。

ちなみに秘書検定試験を実施している(財)実務技能検定協会の秘書検定公式HPでは、1級の面接試験に関する詳細が掲載されていますから一度確認してくださいね。



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