60%近くあった筆記試験の合格者も、ここで約半分の30%近くまで絞られる難関です。ですが今まで秘書検定のために勉強した内容を、笑顔で美しく実践できればあなたも合格できるのです。
面接内容は、通常「報告」と呼ばれる50字程度の例題を暗記し、それを上司役の人にいかに確実にそして秘書としての要素をもって「報告」できるかを判定する試験がひとつ。
ふたつには、試験官の前にあるカードに書かれた内容、例えば「上司あてに来客があり、そのお客様への接客対応が指示されている」をその通りにロールプレーイングするという「状況判断」と呼ばれる試験のふたつです。
それら試験の中ではきちんと報告できたか、対応できたかというだけでなく、以下のような点もチェックされています。
・立ち振る舞い…おじぎ・立ち方・座り方など全体的なしぐさや立ち振る舞い。
・容姿…服装・お化粧、髪型など全体的な雰囲気。
・言葉遣い…報告する際の言葉の選び方や相手に対する敬語の使い方など。
・表情…明るく、品があり、かつ親近感があること。またしぐさがキビキビ的確であること。
このような項目を総合的に判断して面接は行われます。面接は3人一組で試験自体の時間は約10分間といわれていますから、ひとり当たり約3-4分といえます。各自に与えられる「報告」課題は試験前の5分間で暗記するよう指示されます。また「状況対応」についても各自異なった内容を与えられますから、前の人の解答に影響される心配はありません。
私の経験からしてポイントは時間が短い分、身についていない動作やしぐさ・言動では表現しきれない、つまり「付け焼き刃」の立ち振る舞いでは見抜かれてしまうという点です。また緊張している間に試験はあっという間に終わってしまうので、いかに落ち着いて冷静に対応できるかも鍵になります。
練習はあなたを裏切りません。ですから筆記試験の勉強をはじめるのと同時に、そこで勉強した秘書としての立ち振る舞いや言葉使いを普段にも心がけたり実践していき、少しでも自分の身に付くように練習することこそが合格への鍵となるでしょう。またよいテキストと出会うことも重要ですよね。
私のお勧めは面接試験の試験例題から服装などのポイントまで、しっかり解説してくれている『秘書検定準1級・1級突破』(三修社 山田 敏世著)や『秘書検定試験 準1級 短期集中問題集』(実務技能検定協会)がよいと思います。またDVD(ビデオ)で面接のポイントを解説してるテキストもありますから、まずはそれで実際に目でみてみるというのも役立つでしょう。
また時間とお金が許すのであれば、スクールに通うことも合格への近道といえます。私の友人はひとりだとどうしても挫折しそうだからと、短期集中のスクールに通い合格しました。いずれにしても過去の問題集とあわせてしっかり勉強して準1級合格しましょう!